自分の言葉
昨日のエントリー、自分で言うのもなんですが、当たり前のことが書いてあって読み直してみて面白くない。 自分の言葉になっていないのですね・・・
ということで、もうちょっと思いを整理して書いてみることにします。
男女のダイバーシティーという観点
長く、ワーキングマザーとしてワンオペ育児をしてきた身には、「ダイバーシティー=女性」という意識が正直強くありました。どうやって仕事と育児を両立させるか、は、長い間の私の課題でもあったし、そこで悩み続けたことが自分を成長させてくれたとも思っています。
一方、今は育児からも卒業し、かなり自由な身分。そうなってみると、「女性だから」、「母親だから」と言う意識はほとんどなくなり、逆に「女性管理職」と言われると、なぜわざわざ「女性」がつくんだろう、と思ってしまったりします。わざわざ「女性」と言われるのは、まだまだ女性が特別だからという事なんですよね。
国籍のダイバーシティーという観点
今の私の関心事は、こちらのほうに移っています。職場に外国籍の方が入ってくることが決まっていることもあり、言語の面、文化の面で、うまく融合していきたいと思っています。ダイバーシティーというかインテグリティーですかね。きっと悩むことも多いのでしょうが、学び・気づきが多く得られ、私も職場の仲間も、成長できると信じています。
ハンディキャップのダイバーシティーという観点
親の介護をしているという面では、サポートを必要とする人は身近にいるとは言えます。でも、例えば職場で、ハンディキャップのある方と一緒に仕事をしているわけではないので(もちろん、同じ事業所にはいらっしゃいます)、まだまだピンと来ていない、というのが正直なところ。知らず知らずに、他の人を傷つけるようなことを言ったりしたりしていないか、心しないといけないなと思います。
う~ん、こうやって、つらつら考えてみると、「女性活躍」や「ダイバーシティー推進」という言葉が使われている、ということ自体、まだまだ男女が平等ではない、ダイバーシティーからは程遠い状況であるということなんでしょうね。・・・こういう表現がなくなった時が、本当に平等になった時、なのでしょう。