心と身体と頭を鍛える!

日々0.2%の改善を記録して、自分をちょっとずつ成長させていきたいと思います。

「遺伝子」は名訳

今日読んでいた本(仲野徹氏の「エピジェネティクス」)の中で、(本の内容とは直接的には関係ないのですが)「Gene」を「遺伝子」と翻訳したのは、和製生命科学用語の中でも傑作中の傑作ではないかと思う・・・と言うくだりがあり、「確かに!」と妙に感動してしまいました。

 

「原子」や「分子」と同じ「子」という字が使われていることで、遺伝する「ユニット」という意味をくみ取ることができる、と。

 

こういう、「おおっ」という名訳に触れると嬉しくなりますね。

でも、実際は、世界がどんどん小さくなって、英語のままのほうが分かりやすいとか、あるいは名訳を編み出す時間がないからかもしれませんが、英語をそのままカタカナにした日本語もよく見かけます。映画のタイトルも、英語をそのままカタカナにしたもの、多いですし。

 

私、英語は好きだし、映画なんかは吹き替えより字幕が好きなんですが、でもでも、やっぱり美しい日本語は大切にしたい!