心と身体と頭を鍛える!

日々0.2%の改善を記録して、自分をちょっとずつ成長させていきたいと思います。

HELLO, DESIGN

著者のセミナーを受けて、なかなか面白かったので、こちらの本も読んだのですが、なるほど!が一杯でした。

 

 

「デザイン思考」って「おもてなし思考」と言ってもいいのね!というのが感想。
日本人、得意なはずじゃないの?はずだよね?・・・という著者の想いが伝わってきました!

 

まず、私は「デザイン」という言葉がいまいちピンと来ていなかったのですが、もともとdesignはアイディアを考える、企てるといったニュアンス。
だから、ただの事業計画は「ビジネスプラン」、未来を描いた仕事の企てが「ビジネスデザイン」

 

ふむふむ。

 

「アート」の最も大きな特徴は「自己表現」

 

一方、「デザイン」の根底にある考え方は、人々の心や行動の変化から、そこにある潜在的な課題や願望を読み解き、あるべき姿を形にすることです。じつは、デザインの本質は「課題の発見とその解決」

 

だから

お客様の不満を見つけ、より快適に過ごせるよう「おもてなし」を提供するのもデザイン

 

なるほど~~~

 

そして、「デザイン思考」は、まずは「観察」から始まる。「観察」で発見した「主観」がスタート。

 

デザイン思考のための「クリエイティブ・コンフィデンス」を持つために必要なマインドセットとして4つあげられています。


・曖昧な状況でも楽観的でいること(なんか、いいアイディアが出るさ!)
・旅行者や初心者の気分でいること(見慣れている風景にも新鮮な発見が!)
・常に助け合える状態を作ること(凸凹な人間の助け合いがクリエイティブを促進!)
・クリエイティブな行動を信じること

 

この中で、「旅行者や初心者の気分でいること」はすっごいヒントな気がします。そして、「競合を意識したり差別化するというのはクリエイティブな行動の反対の姿勢」という言葉にドキリとしました。普段やっていることは何なのか、と。。。(汗)

 

そして、デザイン思考の4つのプロセス

 

・観察
まずは観察、フラットな目線で議論する。自然な環境下でリアルを観察(現場に同行!)。自分の観察からのスタートは「快・不快」に注目すること。無意識の心の動きに気づき言語化することが最も手軽なデザイン思考のトレーニング。

ヒアリングの際は、両極端な人に聞いてみると気づきがもらえることが多い、というのもガッテンです。

 

・問い
問いの質はアウトプットの質に直結。ぼんやりし過ぎず、かつ細かすぎない、適切なサイズの問いを立てる。

・・・これって肝ですね。ここがぼんやりしたままだと、トンチンカンな答えになったり、単なる改善活動になったりしそうです。

 

・ブレスト&コンセプト作り
 「最初にクレイジーなアイディアを出すべし」
「アイディアを出すための、呼び水としての犠牲になるコンセプト(sacrificial concept)を複数持ちながら走るべし」

このあたりが、ちょっと苦手な気がしますが、マジックワードが2つ。

How might we? (できるかどうか、じゃなくて、どうやって実現してみる?)
Yes, and...(Noでもないし、Yes, but...でもない!)

 

・プロトタイピング&ストーリーテリング

プロトタイプはスピード優先。時間をかけた作りこみ不要。手書きでちゃちゃっと、1分でできるものを何度も作る。

 

 

は~~~、全く苦手意識満載だったのですが、「楽観!」ということで、今日から私も「おもてなしデザイン思考家」を目指します!