「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」 ~ 日常生活の芸術
奈良県立美術館で開催されている特別展「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」素敵でした!
ウイリアム・モリスの自然をテーマにした種々の壁紙の原画など、と共に、彼が住んだ場所の写真もあって、あぁ、こんな環境に囲まれた生活が、彼のデザインを生み出したのだなぁ~と、見入ってしまいました。
そして、「芸術」というと、美術館に行って眺めるものだと思いがちだけど、壁紙など、日常生活の中で囲まれるもの(食器や家具なんかもそうなんでしょうが)が美しい、美しいものに囲まれて生活する、っていいなぁ~と思いました。
日常生活の中にこそある芸術・・・って感じでしょうか。
この本も、眺めてみましたが、モリスは歴史的環境保護活動も行ったんですね。
人物に焦点をあてた展覧会。図録を買うのは展覧会を見た後ですが、人物(芸術家)に関わる本って、美術館に行く前に、予習で読むのか、あるいは後なのか、どちらが多いのでしょうか。私は後者なのですが、事前に読んだ方が、絵画等を堪能できるような気もしてきました。