心と身体と頭を鍛える!

日々0.2%の改善を記録して、自分をちょっとずつ成長させていきたいと思います。

走ることについて語るときに僕の語ること

 

失礼ながら、芸術家(小説家含む)というものは、なんとなく生活が退廃してたり、少なくとも夜更かししたりして不健康な生活しているのでは?というような、勝手な先入観をもってました・・・汗

 

超・有名作家の村上春樹さん、小説家としてやっていこうとされた時期から、体調維持のために走り出し、走り始めて自分にあっていると感じられたようですが、それにしても、過酷なトレーニングをして、フルマラソントライアスロンを何度も走っておられる、とは・・・知りませんでした。

 

「走る」こととは別に、私がすっかり感動してしまったのが、その生活。

朝の5時前に起きて、夜の10時前には寝るという、規則的な生活で、、

 

早朝の数時間に、エネルギーを集中して大事な仕事を終えてしまう。そのあとの時間で運動したり、雑用をこなしたり、あまり集中を必要としない仕事を片付けていく。日が暮れたらのんびりして、もう仕事はしない。本を読んだり音楽を聴いたり、リラックスして、なるべく早いうちに寝てしまう。

食事は野菜が中心になり、蛋白質は主に魚からとるようになった。・・・米飯を少なくし、酒量を減らし、自然素材の調味料を使う。

 

もともと、専業小説家としてやっていくための、体調維持のために走り出した、ということですが、あれだけの作品を生み出す「集中力」は、「走ること」(しかも、相当なエネルギーをかけて)で鍛えられ、継続できているのかなと、本を読みながら感じました。

 

確かに、身体のどこそこが痛いとか、具合が悪いとか、睡眠不足・・・というような状況では集中できませんものね。(トレーニングがハード過ぎて、それで身体の具合が悪くなることもあるのでしょうが)

 

そして、真に集中きる時間というのは限られているはずで、その時間を最大限活かせる環境と習慣を自分で作らないといけないんだと。好きな(←そうでないと続かない)運動で体力を維持すること、って長くよい仕事をするためにも大切なんだなぁ、と感じた次第です。(村上春樹さんは、尋常ならざるエネルギーな気がするけど)

 

さて、この本を執筆されたのが2005-2006年と既に15年以上前。既に70歳を超えられた村上さん、今もランニングを楽しんでおられるのでしょうか。

 

私も、集中力を維持できる体力をもつために、「歩く」以外に、もちょっと楽しみながらできる運動をしたいな、と思ったのでした。