ポリヴェーガル理論 ~ 落ち込むのも平常心
「心身に変革を起こす「安全」と「絆」」というサブタイトルを見て、心理的安全性に関する本かと思ったのですが、出てくる事例は、トラウマとかPTSDとか・・・もっとヘビーな感じでした。しかも、専門的な内容で、十分理解できた気がしません・・・
とはいうものの、
安全である、と感じるかどうかがいかに重要か。
そして、ストレスとなる出来事の特徴よりも、我々の身体的な反応の方がより重要であること。
だからこそ、自分自身の身体の反応をよく聞いて、また相手の身体の反応を尊重し、安全な環境を見つけ、信頼できる人間関係を作り上げることができるようにしていかなければ。。
ということは理解できました。
そして、おお、と思ったのが、
トラウマを受けたクライアントに「あなたの身体がそのように反応したことを祝福してください」という、というくだり。
身体の反応に「悪い反応」などというものはない
というのです。
身体はいつも適応的な反応をする。生き残るために最適なことをする。だから、自分の身体の反応を尊重しなければならない。
丁度、聞いたばかりの、この管長日記にある、「落ち込むのも平常心」と相通じるものがあると感じたのです。