心と身体と頭を鍛える!

日々0.2%の改善を記録して、自分をちょっとずつ成長させていきたいと思います。

日本のグローバル化はまだまだか・・・

最近は日本でも、外国人の方をたくさん見かけるようになり、外国語の案内もかなり充実してきた。英語を話せる日本人も増えてきたし、日本もずいぶんグローバル化した・・・などと思っていましたが、いやいやいや、まだまだじゃないか、と考えさせられることがありました。

 

今日、フランスから日本の大学院に勉強に来ている女性の方と、お話をする機会がありました。

その方曰く、日本人は英語がしゃべれない。高等教育を受けている人でさえ、英語がしゃべれない。日本の大学院に来たときに、研究室の中で、英語がしゃべれる人がたった1人だったのに驚愕するとともに、これでは日本で研究するためには、大急ぎで日本語を学ばなければいけない、と必死になったとのこと。自分も、英語のネイティブスピーカーではないのに、まるで英語ネイティブであるかのように思われるのも不思議、と言われていました。

 

そして、私の中で、あいたたたと思ったのが、「日本人の方は、とてもフレンドリーで親切。けれども、フレンドリーなだけじゃ研究はできない。ディスカッションしようとしても、相手に英語が通じない。とてもフラストレーションを感じている」と言われたこと。

 

確かに、旅行や、おしゃべりで楽しいひとときを過ごすだけなら、ニコニコ笑顔で、フレンドリーな雰囲気を醸し出せばどうにかなるのかもしれない。でも、研究や仕事をしっかりしようと思ったら、ディスカッションできるレベルの英語力がないと、やっぱり厳しいですよね。

日本で働いている外国人の方は、文化の違い、コミニケーションの難しさ、そんなフラストレーションを感じながら毎日過ごしているんだなぁ、と改めて気づかされました。

 

私も、仕事相手にフラストレーションをかけないように、もっともっと不自由のないコミニケーションができるよう自分を磨かねばと思った次第。