もうあかんわ日記
この本でファンになった岸田奈美さん
次に読んだのがこれ。
車椅子のお母さんがでっかい心臓の手術することになって、応援のために実家に帰ったが・・・
おばあちゃんの認知症がひどくなって、
ダウン症の弟さんもパニック・・・
の、えらい大変な日常を、笑い飛ばすために?noteに書き綴った、もうあかんわ日記が本になりました!ってことなんですが、
「もうあかん」の日常を、ちょこっと軽くするためにも「突っ込んでや」の願いが込められた文章に、うるん、としてしまったのでした。
そして思い出すのは、母親が心臓手術の後、入退院を繰り返し、最後は何年も入院のまま・・・そして父親は認知症・・・だった毎日。
兄弟で対応してたけど、それでも「もうあかんわ」の毎日だった。
父親の武勇伝は、奈美さんのおばあちゃんに負けないほどあるで。
徘徊しないように門扉に鍵をかけたら、(杖がないと歩けないのに)塀を登って出ていき、裏庭の藪を登って出ていき・・・
トイレにタオルを詰め込んで、床上浸水になったり・・・
挙句の果てに、入院している母親が死んだと思い込んで、近所の人やお坊さんを呼んで、お葬式の手配を進めていたり・・・
でも、よう笑い飛ばせませんでした。奈美さんほど、人間出来てませんわ(笑)