論語の手ほどき from 安岡定子先生
「実践人の家」全国研修大会にて・・・
jissenjin.exblog.jp
安岡定子先生の「論語の美しい精神に学ぶ」と題する講演がありました。
セレクト頂いた5編を解説頂いたのですが、「こども論語塾」での子供達のほほえましい反応を楽しく聞かせて頂きながら、また「孔子が生きた時代はどんな時代だったのか」を解説いただきながらの論語は、孔子が語っている場面がイキイキと伝わってきて、論語がグイグイと近づいてくる感じがしました。充実!
論語の解釈も色々あるのね(奥が深い!)というのも新しい気づきだったのですが、
有名な
朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり
についても、
人生の目的である道を知り、それを実践できたら人生が終わってもいい
という解釈の他に
ハウツーのように「ここが目的地だよ」と教えられたら、自分で道を切り開くことができなくなってしまう。自分で道を切り開くことが生きるということなので、それができないと、死んでしまう。
という解釈もできるのか!とか・・・
君子は文を以って友を会し、友を以って仁を輔(たす)く
の後半は、人間関係の煩わしさを表したもの!
一人で学んでいる時は自分のペースで学べるけれども、人とかかわりながら学ぶ際は、一緒に学ぶ人のために手を止めて時間をさいてあげる必要がある・・・が、そのように人のために時間を割くこと、問題を解決することで人間力が磨かれていくのだ、と。
論語をもっと学びたい、と思わせて頂く講演でした。安岡定子先生から「論語の手ほどき」頂きました。
そして、購入させて頂いたサイン本も、仕事と人生に効く 成果を出す人の実践・論語塾: 仕事と人生に効く (ポプラ新書)は一気読みしました。
渋沢栄一と安岡正篤で読み解く論語も、積読にせずに読みます!