心と身体と頭を鍛える!

日々0.2%の改善を記録して、自分をちょっとずつ成長させていきたいと思います。

「公益」資本主義

 著者の原丈人さんは、株主利益の最大化を目指した、「株主」資本主義とは違う、企業を構成する全て(株主、従業員、取引先、顧客、地域社会や地球も含めて・・・「社中」と呼んでおられます)に永続的に利益を配分することを考えた「公益」資本主義、を説かれておられます。

 

公益資本主義の考え方は以前から知っていて、すごく共感!していたのですが、この本で、その原さんの原点・・・鉄道少年から考古学、研究資金稼ぎのビジネスからベンチャー事業投資家へ・・・を知ることができて、とっても興味深かったです(凄い人はやっぱり少年時代から凄い)

 

そして、世の中を変えるためには「ルール」を変える必要があるのだということを改めて感じました。今まで「ルール」の中でよりよく生きる事を考えてましたが、世の中を変えるためには「ルールを変える側」に立たないといけないんだ。まぁ、いきなりはなれないにしても、自分の力の及ぶところから、声あげれるところから、中長期視点で世の中を良くしていきたい。マネー遊びではなく、しっかりとしたモノづくりで日本を良くしていく、そんな一翼を担いたい、と思ったのでした。