邦人奪還
定期購読している「致知」の7月号にあった「危機を突破する最強組織る作り方」の荒谷卓氏と伊藤祐靖氏の対談の中で出てきた「特殊部隊」。
「邦人奪還」・・・伊藤さんの体験をベースにしたフィクションで、対談記事の中でも紹介されていたので、興味をもって、図書館で予約して読みました。
ドキドキしました。
フィクションだけれど、こういうことが起こり得る、のだということを認識しないといけないんだろうと。
国を守ることってどういうことなのか、そのためにどんな犠牲を覚悟しないといけないのか。平和な日本に生まれて、平和だ平和だと思っていたら、危機感がなさするのかもしれません。
邦人救出の決断時・・・
非常時には法ではなく現実が国家を支配する。
情報というものは、いつも足りないし、間違っているものなんです。本当に足りなくて困るなら自分で取って、確かめればいい。
武力を使うのであれば、必ず何かを失います。なぜ6名を救出するのか?その理由が明確であり、それを貫こうとする情熱と信念があれば、おのずと、どれでけの隊員に命を捨てさせるのか決まるはずだと思います。
「命を賭して守るもの」は何か
「決断」に必要なものは何か
を考えさせられました。