本や著者にまつわる背景を調べると理解が深まる・・・
この本をネタにオンライントーク会をしたのですが・・・
感想の準備をした人がほとんどの中で、著者と翻訳者にまつわる「出来事」の年表を作って紹介してくださった方がいて、ものすご~く感動しました。
時系列にすることで見えてくるものがある、ということと、
そのようなことをやってみようと考えられた思考の柔軟さに。
そういえば、高校時代の国語の授業で、トルストイの作品を読んで、なんでもいいから発表するように、という宿題が出て、私は普通に本を読んだ感想発表したのですが、友人たちは違いました。
本の内容に関することは勿論のこと・・・
著者の年譜
時代背景
ロシア語について
ロシア人の名前やニックネームのつけ方について
などなど
いやいや、ものすごくバラエティに富んでて、感動したのです。
そして、そのような背景が、作品の理解を深めるのですね。
特に、著者の年譜はとっても大切な気がします。
本をささっと読んで満足するのではなく、こんなしっかりした読み方を、是非してみたいと思います。