水行(禊)しました
伊勢の五十鈴川での水行に参加して参りました。
白衣(男性は褌)一つで、夜の五十鈴川に入って穢れを清めるのですが、修行の一つということで(そして姿が姿なので)写真がないのですが…
白衣は、木綿の、いわゆる着物の長襦袢のようなものです。
まず、五十鈴川までは、この白衣の上からジャージや上着を着て、ビーチサンダルを履いて、皆で隊列を組んで提灯の先導の元、川岸まで。
そこで、上から着ていたものを脱いで、川岸で、準備体操。これは「エイサー」等の掛け声にあわせて舟漕ぎ。
そして、精神を統一してから、「流汗鍛錬」の掛け声をかけ続けながら川の中へ。そして、「エーイ」という掛け声と共に、肩までザブン!と入って、その中で、明治天皇が読まれた、和歌を高唱。
清き流れの
すえ汲みて
心を洗え
秋津島人
二回高唱の後、しばし自分との対話(と言われても、寒くて頭の中は真っ白)、もう一回唱って、水から肩を出し、回れ右をして、再び「流汗鍛錬」の掛け声で川から出て行く。
という流れでした。
なかなか一人ではできない修行なので、いい経験で、心なしか、心が清められた気もします(本当か?笑)
今回が3回目だと記憶していますが、前回の3月と比べると、心なしか水温も厳しくはなかった気がします。
極寒の季節や蛍の季節にも体験してみたいなと思います。
翌朝見た五十鈴川です
(水行した場所ではないです!)