ディクテーション vs 音読
杉田先生のNHK実践ビジネス英語、ディクテーションをしているのですが、そのやり方について質問を受けて、改めて、その勉強の仕方がいいのか、ちょっと考えてみました。
結論から言うと(当たり前ですが)その人のレベルと、何を目指しているのか、によりますよね。
私がディクテーションをしているのは、だいたい聞き取れている、と思っていても、細かな部分、例えば(文法を理解していたら聞き取れてなくても分かるはずなのに)三単現のSの有無とか、時制が過去形なのか完了形なのか、が聞き取れていない、ということに気づくことができるからです。(勿論、単語そのものが聞き取れていないことも多々ありますが・・・それはディクテーションしなくても気づきます(^^♪)
意味が分かると、全部聞き取れている気になるのですが、書き取りをすると、細かな部分が聞き取れていない、という事に気づことができるのです。
ただ、効率的な勉強方法なのか?というと、我ながら少々疑問があります。
当然ですが、机に座ってしかできないし、結構時間がかかります。
私は、レコーダーを途中一時停止しながら書き取っていますが、書いているうちに忘れてしまったり、聞き逃したりで、少しずつ巻き戻ししながら聞いて全部書き取った後、テキストを見て答え合わせするのと、杉田先生とヘザーさんの解説の部分も、メモを残したりするため、15分の講座に40分近くかかってしまいます。で、毎日できずに溜めてしまったり・・・
細かなところまで聞き取る訓練をしたい、というのでなければ、音読を繰り返す方が効率のいい勉強方法なのでは?と思ったりします。(ま、両方するのがベストなのでしょうが、どちらに時間配分するか問題ですね)
英語のスピーチの練習でも、覚えこんで頭に叩き込んだ表現はすぐに出てきますから、ちょっと私も、細かなこだわりは捨てて、音読に力を入れてみようかなと思いなおしたりしています。
勉強の仕方も状況に応じて試行錯誤しながら、その時その時でべストな方法を探していく必要があるな~、と思ったのでした。